ヤマモトの取り組み
明日を見る。トップランナーをめざす。その取り組みの一つひとつに理由があります。
04TOC活動
TOCには、さまざまな意味があります。ひとつは、Total Office Cleanで、毎日の3S活動(整理、整頓、清掃)を15分行なうことを日々の日課としています。
Total Office Changeという意味もあります。気づきを業務改善につなげて仕事をしようという狙いがあります。
Total Owner Companyという考え方もあります。これは、社員一人ひとりが経営者の視点を持って仕事に取り組んでいこう、というものです。これは、社員を4~8人のチームに分け、チームリーダーを中心に職場の課題を解決していきます。リーダーは役職に関係なく選出され、毎月テーマに沿って活動し、1ヵ月に1回、その成果を発表します。そして、現場の審査を行ない、点数をつけて評価します。1年に1回、表彰を行ない、優れた活動成果を上げたチームには、報奨金を出しています。
このように、さまざまな活動を通して、社員一人ひとりが企業人として、技術者として、
あるいはビジネスオーナーとしての視点と行動力を体得できるようにしています。
05たのしい会議
毎月1回、製造部、営業部、技術部、業務部の課長以上の社員が集まり、さまざまなテーマについて話し合い、課題や解決の共有化を図っています。ともすると、企業は縦割り組織のなかで、セクショナリズムに陥りがちです。一般的によく見られるのは「営業サイドと製造サイドがかみ合わない」というケース。こうしたセクショナリズムは、企業組織を硬直化し、生産性の低下、品質の低下、顧客からの信用の低下、離職者の増加などを引き起こし、企業力を衰退させます。そこで、各部署の風通しをよくして、企業全体として取り組むべき課題について共有していこうというのが『たのしい会議』の目的。これまではあたりまえのことであったことが、法的にも社会的にも適切な対応が必要になる場合があります。コンプライアンスもそのほんの一例にすぎません。私たちはこうした時代の要請に応えながら社会規範、社会道徳に従う企業活動を円滑に進めていくための体制を維持。『たのしい会議』は、その一環として開催しています。