土木建設工事において、岩盤の破砕は火薬等による爆破あるいは大型ブレーカーによる破砕が主流ですが、近年では「無騒音」「無振動」「安全性」が特に強く要望され、作業が制約されるケースが多くなっています。爆破を伴わず、「低騒音」「低振動」な工法で「作業性」「経済性」ともに優れた画期的なシステムとして開発されたのが、この超大型油圧式割岩機「ビッガーHRB-1000, HRB-1700」による無発破割岩工法です。ビッガーによる工法は、中硬岩以上の小･中規模の掘削工事に最も適し、 仕組みが簡単なため取扱いが容易であることや、爆破を伴わないことから、「狭い作業環境でも可能である」「近隣で同時に他の作業ができる」ことが大きな特徴です。また、「正確な作業が可能」など、施工される方にもメリットの多い工法といえます。

HRB-1000 , HRB-1700 爆破を伴わないため、騒音や振動が小さく、作業環境の制約がある現場で有利であるとともに安全です。 発破工法と比べ、割れ方向をコントロールすることができ、正確な作業が可能です。 飛散物がなく、割れる方向が予測できるので、近隣での他作業が並行してできます。 しくみが簡単なので、取扱いが容易にでき、高度な技術を持ったオペレータの必要がありません。 ベンチカット工法に適するので、生産効率が高い工法です。 広い作業エリアを必要としないので、狭い現場にも対応できます。 汎用の油圧ショベル(0.45～0.7㎥クラス)に装着できます。 火薬や化学物質を使用しないので、保守管理が簡単です。 小･中規模工事に適しています。経済性にも優れています。 カタログ（HRB-1000 , HRB-1700） カタログ（YTB-1120トンネルビッガー）

無振動・無騒音でクリーンな破砕作業が可能な小型軽量割岩機です。最大830トンの破砕力があり、耐久性も高いダルダは、長きにわたり世界各国で使用されています。

ダルダ 油圧ジャッキによるくさびの単純圧入です。シリンダー部からは振動・作動音は発生しません。孔さえあれば深夜での作業も十分可能です。（注1） 小型軽量なシリンダーはレバー1本ですべての操作を行なえます。高所・狭所・地下・法面・水中等あらゆる場所にて使用可能です。 ダルダは一軸強度180kgのコンクリートから1,500kg超えの硬岩までほぼ一定能膣を発揮します。従ってブレーカーの能率が大きく低下する領域にてダルダは俄然効果を発揮します。 2枚の羽根を拡げて割るダルダは1本のシリンダーでも任意の方向で割る事が可能です。しかもクラック発生までの時間はわずか5秒～30秒。 ※(注1)　ダルダは割るためだけの機械です。孔あけは別の機械が必要となります。 ※ダルダは　Darda Gmbh社の製品で、日本国内の輸入代理店は当社です。当社はこの製品の販売、レンタル及びサービスを行なっています。 カタログ